初心者ガイド

【ロードバイク初心者必見】適切なタイヤの空気圧の設定と注意事項を紹介

ロードバイク

こんにちは、イチブンです。私はロードバイク歴12年のアラフォー男子です。

「ロードバイクで速く走りたいけれど、タイヤの空気圧は高ければ高いほど速く走れるの?」

「自分に合うタイヤの空気圧がわからないんだけど・・・」

タイヤがついている乗り物全般に言えることですが、タイヤの空気圧は高すぎても低すぎてもダメです。

特にロードバイクはサスペンションがありませんし動力は人力であることから、空気圧による走りの変化が分かりやすい乗り物です。

当記事では、ロードバイクのタイヤの適切な空気圧の設定について、解説します。

【ロードバイク初心者必見】適切なタイヤの空気圧の設定は?

空気圧ゲージ簡単にいうと「硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうどいい乗り心地」が適切なタイヤの空気圧になります。

より詳しく解説します。

適切な空気圧の範囲

ロードバイクの空気圧は5〜8bar(72〜116PSI)が適切な範囲になります。

この範囲内であれば、なにかトラブルが起るようなことはありません。

現代のロードバイクは太めのタイヤを使うことが増えてきましたので、細いタイヤを使っていた時代より低い空気圧で乗れるようになりました。

また体重によっても適切な空気圧は変わってきます

体重が軽い人は空気圧が低くなるといった具合です。5〜8barの範囲内で、速さと快適さが両立された空気圧を探してみましょう。

参考に私の空気圧は

・フロント   6.1bar
・リア     6.2bar

です。

自分の体重は58kgですが、転がり抵抗、乗り心地のバランスがとれていて、快適に速く走れます。

リヤの方が空気圧が高い理由は、フロントタイヤよりリヤタイヤの方が荷重(人間の体重)がかかっているからです。

参考としてください。

【ロードバイク初心者必見】タイヤの空気圧の設定する際の注意事項3つ

以下では、空気圧を設定する際の注意事項を解説します。

注意事項①空気圧が高すぎる場合

空気圧が高すぎると、乗り心地が硬くなります。

ロードバイクはサスペンション(緩衝装置)がついてませんので、空気圧が高すぎると路面からの衝撃がダイレクトに伝わります。

また、路面の細かい凹凸を拾うことにより走行抵抗が増えるので、思ったより速く走れません

さらに下りのカーブなどでは、タイヤの接地感が失われて、安心して走行することができなくなります。

注意事項②空気圧が低すぎる場合

空気圧が低すぎると、乗り心地がフワフワヌルヌルして安定感がありません。

そして、段差を通過したときの衝撃でリム打ちパンク(タイヤが路面とホイールに挟まれて起るパンク)するリスクが高くなります

また、走行抵抗が増えますので、こちらも速く走れません。

以上のことから、空気圧は高すぎても低すぎてもダメだということが分かるかと思います。

注意事項③タイヤの種類(メーカー等)によって空気圧は変わります

ロードバイクタイヤタイヤメーカーによっても空気圧は変わってきます。

例えば、高圧にしてもしなやかさが失われないタイヤや、低圧にしても転がり抵抗が低いタイヤなど様々です。

こればかりはたくさん試してみて自分の好みを探していくしかありませんが、私の場合は、少し硬い乗り心地でも路面からのインフォメーションが分かりやすいタイヤが好みになります。

とはいえ、あまり評論家みたいなことは言えませんので、速くて長持ちしてリーズナブルなタイヤを選んでいますw

定番ですが、コンチネンタル「グランプリ5000」は選んで間違いなしです。

現在はミシュラン「パワーロード」を使ってますが、こちらの方が安くて長持ちです。

走りも十分満足のできるものです。

【ロードバイク初心者必見】オススメの空気圧は?

初心者の方は速く走るよりも、安全に楽しく乗れることが大事かと思います。

特に下りのカーブなどは安心して曲がれないと、下り坂恐怖症になってしまいます。

私としてはがんばって上り坂を走った後の下り坂は最高のご褒美だと思っていますので、ぜひ初心者の方にもこの楽しさ、気持ちよさを味わっていただきたいです。

そのためには、少し低めの空気圧から試してみてください。

それでも5気圧以上にはしてください。

また大きな段差は避ける、避けられない場合はゆっくりと走り、リム打ちパンクをしないよう気をつけてください。

まとめ

ロードバイクいかがでしたでしょうか。

ロードバイクの空気圧は奥が深いものです。

乗る方の好みによるところが大きいかと思いますが、タイヤメーカーによっても適切な空気圧は変わってきます。

ぜひいろんなタイヤを使い、また、いろんな空気圧を試して自分の経験値を増やしてください。

タイヤは唯一、路面と接している部品です。

空気圧の設定によっては転倒したりといったこともおこります。

適切な空気圧をみつける作業は地道で根気のいることですが、ロードバイクを楽しむためには大切なことだと思います。

是非この記事を参考に、あなたに合ったタイヤの空気圧をみつけてください。

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