こんにちは!イチブンです。私はロードバイクを趣味にしているアラフォー男子です。
「初めてロードバイクのホイールを交換するから失敗したくない!」
「コスパの良いロードバイクのホイールが知りたい!」
このような要望にお答えします。
ロードバイクのカスタムをする上で、一番悩むのがホイールだと思います。
ホイールはロードバイクの速さや乗り味を語る上で、最も重要視されるパーツです。
また、タイヤを交換した時と同様に交換した効果がわかりやすいパーツになります。
これまで10セットのホイールを使用してきた経験をもとに、これからホイールのカスタムをする方に向けて、5万円以下で買えるコスパのいいホイールを紹介していきます。
目次
コスパのいいホイールの2つの条件とは?
私はコスパのいいホイールを選ぶ基準として、以下の二つを重視しています。
条件①交換した効果をしっかりと感じられる
完成車に装着されているホイールは、コストが抑えられたものがついている場合が多いです。(最近のミドルグレード以上の完成車は、最初からいいホイールがついていることが増えてきていますが)
おそらく前後で1〜2万円くらいのホイールが装着されています。
これは個人差がありますが、これらのホイールから交換する場合、例えば2.5万円くらいのホイールに交換してもあまり違いを感じられません。
違いを感じられるのは4〜5万円くらいのモデルからになります。
「安物買いの銭失い」にならないように、交換した効果を感じられるホイールを選びましょう。
条件②壊れにくい
私自身は走行していてホイールが壊れたことはないですが、2.5万円くらいのホイールでもすぐに壊れるようならコスパはよくないです。
また最近は5万円以下でカーボンホイール(より軽くて性能がいいとされている)を購入できますが、そのようなものは信頼性に疑問が残ります。
本来カーボンホイールは10万円以上はしますから、安全を買う意味でも信頼できるモノを購入しましょう。
5万円以下で買えるコスパのいいホイール3選
それでは5万円以下で買えるコスパのいいホイールを紹介していきます。
ホイールにはいろいろな種類があり値段も様々ですが、5万円以下となると、アルミホイールがオススメになります。
それでは、5万円以下で買えるホイールを紹介していきます。
コスパのいいホイール①【カンパニョーロ「ゾンダ」】
引用元:amazon.co.jp
こちらはイタリアのカンパニョーロ「ゾンダ」になります。
このホイールは私も長い間使用していました。
走りの特徴として、バネ感のある踏み心地があります。
このバネ感とは、トランポリンのように一度力をため込んで、その後跳ね返るあの感じをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。
そして踏み続けやすさがあります。
平坦の巡航やヒルクライムで淡々とペダルを踏み続けることができ、疲れにくさもあります。
最初のホイールカスタムに最適な1本で、最初のステップアップとして定番のホイールとなっております。
海外通販になりますが、価格は4万円台で購入できます。
コスパのいいホイール②【フルクラム 「レーシング3」】
引用元:amazon.co.jp
次にイタリアのフルクラム 「レーシング3」です。
こちらはカンパニョーロの姉妹ブランドで、ホイールに特化したブランドになります。
この「レーシング3」は「ゾンダ」と同グレードのホイールになります。
こちらは所有したことはないですが、概ねゾンダと似たような性格のホイールになります。
違いはリヤのスポークの組み方による走りの部分です。
ゾンダのバネ感のある走りとは違い、ペダルを踏んだらすぐに反応するかかりの良さが特徴です。
よって、ペースの上げ下げに遅れず対応したいとか、ヒルクライムでダンシング(立ち漕ぎ)を多用するような方はこちらの方が向いているかと思います。
また、価格は少し高くて5万円台になります。
コスパのいいホイール③【シマノ「RS500」】
引用元:amazon.co.jp
オススメの最後はシマノの「RS500」になります。
こちらのホイールはシマノのアルテグラグレードのものになります。
私が最初に購入したホイールもこちらの2世代前のモデルになります。
走りの特徴としては、これといって特筆する部分はないですが、交換した効果はしっかりと感じられますし、タイムを測ってみると「速くなってる」ことがわかるホイールです。
癖がないホイールと言えますね。
体重やパワーのある方が乗ると剛性が足りないとは思いますが、ロングライドからファストライド(レースではないが速く走ること)まで十分対応できるホールです。
価格も販売店で4万円台で購入できます。
以上が私のオススメするホイールでした。
他にも選択肢はありますが、この3つがオールラウンドに使えて、性能もいいです。
参考にしてください。
高級なホイールはコスパがいいとは言えない
ホイールの選択は実はとても難しいです。
以前私がエンデューロレースに出た時の手持ちのホイールは2つでした。
一つは先ほど紹介した「カンパニョーロゾンダ」と、もう一つは「ファストフォワードF4R」というカーボンホイールでした。
ファストフォワードはゾンダの3倍以上の金額で購入しましたが、「軽くて硬い」このホイールを使いこなすことができず、レースにはゾンダで出場しました。
結果、レースを楽しく走ることができました。
このことから「機材は高ければいいってものではない、自分に合うか合わないかが大事」ということを学びました。
ホイールは高ければ50万円もするものがありますが、5万円のホイールから10倍速く走れるかといえばそんなことはありませんw。
自分の用途に合う、または乗っていて気持ちがいいとか楽しいと思えるホイールを見つけてください。
まとめ
いかがでしたか?
私がここまでロードバイクのカスタムにのめり込んだキッカケは、確実に最初のホイール交換(シマノのホイール)だと思っていますw。
その時の体験から機材に興味が出てきましたし、その後10セットもホイールを購入することになったのですから。
いろんなホイールを使うことで自分の好みがわかりますし、自分に合ったホイールに出会える確率も上がります。
今回紹介したホイールでしたら、のちにもっとグレードの高いホイールを購入しても練習用やサブホイールとして使えます。
いきなり10万円以上のハイエンドのホイールを購入する必要はないですし、まずは5万円以下の中から「ホイール交換の楽しさ」を味わってみてください。