こんにちは、イチブンです。私はロードバイク歴12年のアラフォー男子です。
「完成車で購入したロードバイクをそろそろカスタムしたいけど、カスタムに順番とかあるのかな?」
「せっかくのカスタムだから、効果の感じられるカスタムをしたい!」
ロードバイクって乗るのはもちろん楽しいけれど、カスタムも同じくらい楽しいですよ!
ロードバイクに乗るのも大好きですが、自分でロードバイクを組むくらいカスタムも大好きです!
ロードバイクのカスタムに正しい順番はないですが私の体験談として、オススメはタイヤからになります。
目次
【体験談】ロードバイクのカスタムはタイヤからがオススメの2つの理由
タイヤは路面と接している唯一のパーツで、ロードバイクを安全に楽しむためには特に重要なパーツです。
自動車の場合はタイヤと路面の接地面はハガキ一枚分といわれています。
ロードバイクの場合は、親指1本分くらいでしょうか。
人の体重とバイクの重量を合わせると60〜80Kgほどになりますから、その重さを少ない接地面積で支えていると考えると、「タイヤさん、ご苦労様です!」ってなりますw
それでは、タイヤからのカスタムをオススメする理由を詳しく解説します。
オススメの理由①走りの質が変わる
ハイエンドな完成車に装着されているタイヤは最初から高価なレーシングタイヤが装着されていたりしますが、入門用〜ミドルグレードの完成車についているタイヤは、1本の価格がだいたい2,000円〜3,000円くらいのものが多いです。
それを1本あたり7,000円〜10,000円のタイヤに交換すると、明らかに走りの質が変わります!
理由は以下のとおりです。
1.転がり抵抗が減る
まずは「転がり抵抗が減る」ということが挙げられます。
転がり抵抗が減ると、路面の上を「スーッ」と滑るように少ない力で速く走れるようになります。
2.タイヤの重量が軽くなる
次に「タイヤの重量が軽く」なります。タイヤの重量が軽くなると、走り出しが軽くなりますし、加速も鋭くなります。
ヒルクライムではタイヤが軽くなるほど楽に走れます。
3.タイヤのグリップ力が上がる
三つ目として「タイヤのグリップ力が上がる」が挙げられます。
タイヤのグリップ力が上がると安心してコーナリングやブレーキングができますし、峠の下りでは恐怖心が少なくなり、安全に走行ができます。
また、万が一急ブレーキなどで危険を回避する場合に、危険を回避できる確率が上がります。
4.乗り心地が良くなる
そしれ、乗り心地がよくなる場合が多いです。
高価なタイヤはそれだけいい素材や製造コストがかかっていますので、転がり抵抗が低くて、重量が軽くて、乗り心地のいいしなやかなタイヤを実現できるのです。
オススメの理由②カスタムしたことによる効果を感じやすい
ロードバイクは速く走ることを目的とした自転車です。
カスタムするからには「速くなった」と感じられることは大事で、ロードバイクを趣味にする楽しみのうちのひとつになります。
タイヤは上記のように走りの質が変わるので、カスタムした効果を感じやすいパーツです。これは初心者の方でも同様です。
おそらくロードバイクのカスタムで一番人気なのはホイールの交換かと思いますが、性能のいいホイールは高価ですし、乗り手に合う合わないがあるので選択が難しいパーツでもあります。
もちろんホイールを交換した効果は感じられると思いますが、タイヤの方が安価で性能を向上させることができます。
また、タイヤは消耗品ですので、次に交換するときには別のタイヤを試してみるなど気軽にカスタムを楽しむことができます。
オススメのタイヤはコンチネンタルグランプリ5000
オススメのタイヤは定番のコンチネンタルグランプリ5000です。
グリップ、転がり、乗り心地全てが高い次元で実現されています。これを選べば「失敗した」と感じることはないでしょう。
価格は1本7,000円から8,000円くらいだと思います。通販だともっと安く購入できるかもしれません。
しかし、今のハイエンドのタイヤはどれを選んでも十分な性能があります。
いろいろ試してみて、自分の好みのタイヤを見つけてくださいね。
グレードの高いタイヤ以外に練習用タイヤは必要?
いくらタイヤがカスタムしやすい金額とはいえ、頻繁に乗る方はタイヤの消耗による交換頻度が増え、出費がかさみますよね。
そこで練習用タイヤはグレードを下げて出費を抑えることを考えるかと思います。
私はその考えを否定はしませんが、その場合、リヤタイヤだけグレードを下げることをオススメします。
リヤタイヤだけグレードを下げることをオススメする理由
フロントタイヤはコーナリングやブレーキングなどで重要な役割を担っています。
フロントタイヤがグレードの低いタイヤだと、コーナーで安心して走れなかったり、急ブレーキで止まれなかったり、最悪転倒したりします。
もちろん、いいタイヤでも限界を超えると同じようになりますが、そのようになるリスクを抑えることはできます。
また消耗するのはリヤタイヤの方が早い(駆動輪+リヤタイヤの方が荷重がかかるため)ので、
よく減るリヤタイヤにグレードの低いものを、
重要な役割を担っているフロントタイヤはグレードの高いものをオススメします。
まとめ
いかがでしたか。ロードバイクをカスタムする順番はもちろん個人の自由ですので、自分の好きなところからカスタムしていただいてかまいません。
しかし私は、この記事でお伝えしたようにタイヤからのカスタムをオススメします。
タイヤを交換しその効果を感じとれたなら、もうロードバイクのカスタム沼から出られないかもですねw
ロードバイクをカスタムし自分色に染めていく楽しさは、ロードバイクに乗る以上かもしれませんw
それでは、楽しいカスタムライフを!