初心者ガイド

【ロードバイク】最も簡単なサドル高の出し方の2つのステップを解説!

ロードバイクアイキャッチ画像

ロードバイクを買ったけど、

「サドルの高さってどれくらいにすればいいの?」

とか

「自分で調整してみたけど、これで合っているのかわからない」

と、悩んではいませんか?

こんにちは、イチブンです。

僕自身、ロードバイク歴十数年の中でどれだけサドルの高さを変えてきたか、数えきれないくらいです。

今でもちょくちょく調整しているほどです。

これらの経験から僕の中で一定の基準のようなものがありますので、それをこれからお伝えします。

とくに初心者の方は、この方法でサドル高を決めておけばまず故障(ケガ)することはないでしょうし、不安なく走れるはずです。

それでは、僕が思う「最も簡単なサドル高の出し方」をお伝えします!

サドル高についての大前提

サドル高まず大前提として「完璧なポジションはない」ということを頭に入れておいてください。

そして走り方によってもサドル高が変わってきます。

当然、平坦と上りでは最適なサドル高が変わりますし、

「高いサドル高が好み!」

「低いサドル高が踏みやすい!」

等、好みの問題もありますので、自分に合った完璧なサドル高はないものと考えましょう。

最も簡単なサドル高の出し方の2つのステップ

最も簡単なサドル高の出し方は2つのステップで成り立っています。

【ステップ1】サドルにどっかりと座る

【ステップ2】両足の爪先が地面にギリギリ届く高さにする

これだけです。

【ステップ1】サドルにどっかりと座る

まずはサドルに跨り、サドルの高さを確かめてください。

腰をずらしたりバイクを傾けたりして片足しかつかないようなら、サドル高が高すぎます。

逆に余裕で両足がつくようなら、サドル高が低いです。

【ステップ2】両足のつま先が地面にギリギリ届く高さにする

高さを調整し、両足のつま先がギリギリ地面に届く高さに調節してください。

この際、シューズは履いてください。

これでサドル高の調整は終わりです!お疲れさまでした!

サドルの前後位置を合わせる

サドル高が決まればサドルの前後位置も調整しましょう。

サドルの前後位置の目安

基本的にはクランクを時計でいう3時の位置にしたときに、膝のお皿の下とペダル軸が垂直になる位置にサドルの前後位置を合わせます。

垂直かどうかを正確に確認するには、重りのついた糸を垂らす方法が一般的です。ここだけは道具に頼るのがオススメです。

サドルを取り付ける場所(パーツ)のことをシートポストといいますが、シートポストが挿入されているフレームの部分をシートチューブと呼びます。

自転車を真横から見てもらうとわかりますが、このシートチューブは進行方向に対して後ろ側へ角度がついています。

ということは真横から見たサドルの前後位置は、サドルの高さを上げると後ろへ、サドルを下げると前へずれるのがわかると思います。

サドル前後位置

そしてサドルの前後位置の調整は、サドル高の調整と同じくらいペダリングに関わってくる重要なものです。

サドル高を調整した際は、サドルの前後位置も必ず確認しましょう。

サドルの前後位置は大事だが・・・

とはいえ、僕自身、ここまで正確に合わせることは稀です。

なぜかというと、なんとなく感覚で

「この前後位置は座りが悪いな」とか

「ペダリングしにくいな」

「力が入れにくいな」

といったことを感じ、その都度調整しているからです。

またこれは乗る人によりますが、走行中にサドルの座る位置を前や後ろへずらしたりしますので、あまり神経質にはならなくていいのかな・・・と思います。

もちろん、最初からキッチリ前後位置を出したい!という方は、重りのついた糸を垂らして前後位置を調整しましょう!

まとめ

パナモリサドル高の調整についてネットや書籍で調べると、股下を測って係数をかけたり膝の角度が何度くらいといった内容のものが出てくるかと思います。

これを実践していただいてもかまいませんが、より簡単にサドル高を出すにはこの方法がオススメです!

なぜかというと、股下を測るにもメジャー等がいりますし、膝の角度を測るのにしても一人ではなかなか難しいのではないかと思います。(写真を撮って分度器で測るスマホアプリもありますが)

サドルの高さというのは、厳密にはいろいろな要素が絡んできます。

シューズのソール(底)の厚さ、ペダルの厚さ(スタックハイト)、クランクの長さ、人によってはソックスやレーパンのパッドの厚さまで考慮します。

これらを考慮するのはある程度乗りなれて、パーツを変えたりシューズを変えたりした際に全く同じサドル高を出したいときに必要になります。

そのときが来るまではこの記事を参考にして出したサドル高で走り込み、ロードバイクの楽しさや奥深さを楽しみましょう!

スポンサーリンク